あたたかい教会を築いていきましょう

 主の平和が皆さんに豊かに与えられますように。4月22日に静かに到着しまして、27日に復活節第二主日(神の慈しみの主日)のミサを彦島教会で主任司祭の到着初主日ミサとしてささげました。次の主日(5月4日)に献堂式があったばかりの新しい細江教会で皆さんのためにミサを行いました。主任司祭としているまだ経験不足の私のためにお祈りください。この使命を果たすことができますように、心より皆さんのお祈りとご協力お願い申し上げたいのです。
 神の恵みにより教会が誕生し、様々な司牧者や多くの方々が人生を捧げて私たちの共同体を支えてくださったことに感謝いたします。
 私たちはイエス・キリストを信じる者の集まりです。イエスは「二人または三人が私の名において集まるところには、わたしもその中にいる」(マタイ18:20)と言われました。真の信仰と一致があれば、主の臨在を体験できます。祈り、分かち合い、主の名のもとで繋がることで、共同体は信仰を強め、愛を広めます。これが強固な教会共同体を築く基盤です。
 したがって、すべての活動は祈りとイエス・キリストとの結びつきから始まります。特に神の救いの業を記念するミサが重要です。もし祈りやミサを忘れれば、信仰の共同体ではなくなるでしょう。また、イエスは弟子たちに「互いに愛し合うならば、それによってあなたがたがわたしの弟子であることを、皆が知るようになる」と教えられました(ヨハネ13:35)。愛は一致のしるしであり、奉仕と受け入れ合うことがその証です。あらゆる証の行動は祈りとミサから始まらなければなりません。ミサは「一致の秘跡」だとも言われたのです。
 小教区共同体には教会のすべての信徒が含まれています。とはいえ、誰もが、排除されることなく皆で一体感を感じられるようにするのはどうすればよいでしょうか?5月25日の主日ミサ(細江)では、社会教説があったにもかかわらず、参加者は約50人しかいませんでした。小教区共同体の司牧者として、私は非常に悩んでいます。残りの500人以上の信徒たちはどこにいるのでしょうか? (どうすればこの兄弟姉妹を捜し回っていくことができるでしょう?)
 あたたかい小教区共同体を築き、すべての人を歓迎する友好的で親しみやすい環境を構築することが求められています。そのためには、多くの人々が参加し、信仰、愛、分かち合い、そして奉仕の精神に基づいた強い一致を目指しています。まずは、教会から離れた地域に住む兄弟姉妹を訪問し、関係を深めていくことを望んでいます。(家庭ミサは可能です。)
 5月8日に教皇レオ14世が聖ペテロの後継者として選ばれ、教会全体を導く新しい司牧者となったことを神に感謝しています。教皇および教会を指導する司牧者のために祈りましょう。そして、私自身のためにも祈っていただければ幸いです。
 私たちは立派な聖堂建築を一先ず成し遂げて、これからは互いに知り合い助け合う美しい小教区共同体を求めています。私たちの小教区共同体を主のみ心に委ねます。(6月は主イエス・キリストの聖心を敬う月です。)
 〔主任司祭の事務室は2階の右側の最も奥の部屋です。私は皆さんをいつでも歓迎します。私がここに遣わされたのは、皆さん一人ひとりに奉仕するためだからです。〕

先生者ヨハネ ファン・デュック・ディン
(藩徳定)

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